Rie0123

自分の人生を振り返ってみて感じたことや考えたことをアウトプットしてみました。

幸せの基準

人が幸せを感じる条件って何だろう?と考えてみた。

ドーパミンという快楽物質をご存知ですか?

食欲・睡眠欲・性欲など生理欲求が満たされた時や、他人に褒められたり、愛される、社会的な欲求が満たされた時などに、脳の神経系、報酬回路よりドーパミンが分泌、活性化される、
私たち、生物にとってはそれは、甘美的ご褒美のように感じていて、
私たちの行動のほとんどの動機になります。

この快楽物質が欲しい為にいろいろな行動を起こしていきます。


不確実なものからの報酬は更なる大きな快楽をもたらします。

脳は非常に退屈しやすい、飽きやすい性質があり、

継続的変化の少ない環境だったり、予想ができるような可能性の報酬の場合は、脳内の報酬系は刺激されにくい、

脳は、確実な報酬が予測されている状態だと快楽が感じ難くなるのだそうです。

それとは逆に、脳は、予測が難しく、リスクがある不確実で不安定な環境で得た報酬は、より多くの快楽を感じるそうです。

その為、中毒性や依存の危険性もあります。

長い歴史の中に、人々はたくさんのリスクと共に生きてこれたのは、このドーパミンという存在があったからかもしれません。


そして、人は、他人よりも優位に立ちたいという気持ちが、快楽物質を分泌させ
ます。
また、他人と比較をすることで、自分は幸福か不幸か、自分は劣っているかいないかの判断をします。

その結果、集団を発展させていきます。


自分の幸せの基準は他人にある。
確かにその基準こそが、競争を生み、社会全体が発展をしていくことに成りましたが、

他人に自分の幸せの基準があることで、人が苦しむ原因にもなっている。


自分が有るということはすべて相対によって在ります。

自分の体は両親が在ってのもの

自分の存在は、他者が在ってのもの


自分の在り方は出来れば、自分という中で決めたい。



自分の幸せの基準を自分の中に見つけることが出来れば、人生がもう少し、生きやすくなることができるかな?