仏教。お釈迦様が最初に説いたこの世の真理。
お釈迦様が悟りを開き、最初に説かれた真理とは
「一切皆苦いっさいかいく
この世のすべてのものは苦しみである。」という教えです。
この苦しみを解決する方法は、この世の実相はすべてのもの事には実体が無く、すべてのもの事は変化しており永久不変ではない、ということを理解することで、もの事に執着することは意味がないことだと知ることが大切だと説きました。
この最初の教えの出来事を、初転法輪(しょてんぽうりん)といいます。
そこでは仏教の中核概念である四法印、四諦、八正道、中道、が説かれたました。
四法印(しほういん)は、この世の実相と苦しみの解決の真理
四諦(したい)は、この世の実相を諦らかにし、苦しみの解決に至る道筋の真理
八正道(はっしょうどう)、苦しみの解決への八つの行動
中道(ちゅうどう)、あらゆる偏りから離れ、どのような環境にあっても、もの事をみる目には片寄ることがない境地
この教えはお釈迦様が説いた仏教の基本になります。